茶葉によって温度が違う!日本茶、玉露はどう入れる
お茶をよく飲んでおられますか。私たちは普段お茶を飲んでも、じっくりと時間をかけて茶葉から抽出された日本茶の風味は格別です。実は同じお茶でも、淹れ方によって香りや味わいのバランスが大きく変わるのです。これがお茶の面白いところであり、奥深いところでもあるのですが、難しいところでもあります。
|日本茶はどう分けられる
今回は、日本茶に関する基礎知識と、お湯の温度による風味の違いについてご紹介します。日本茶といえば、真っ先に思い浮かぶのは日本茶(緑茶)ではないでしょうか。 緑茶には煎茶、緑茶などの呼び名があるが、発酵していない生の茶葉から作られるお茶を総称して緑茶と呼んでいる。緑茶について大まかに分けると、煎茶、玉露、抹茶、番茶、ほうじ茶、玄米茶の6種類に分類されます。おいしいお茶を入れるには、茶葉の風味を最大限に引き出すための最適な湯温を知ることが大切です。日本茶の風味は、爽やかさ(テアニン)、渋み(カテキン)、苦み(カフェイン)のバランスで決まります。お茶の風味は、抽出の時期も関係しているのです。醸造時間が長いほど、香りや風味などが強くなります。 ここでもポイントは、水の温度です。お湯が熱いときは短く、冷たいときは長くと、蒸らし時間を調整することで、バランスのとれた味に仕上がります。お湯の温度が高い状態が長く続くと、渋みや苦みが強くなってしまいます。逆に、水が冷たく、時間が短いと、かすかに香る程度で、味や甘みが弱くなることがあります。
|では玉露はどう入れるか
濃厚でコクのある味わいが特徴の玉露は、低温でじっくりと旨味成分を引き出すのがコツだ。沸騰したお湯を保温ポットなどに移します。湯呑みや湯冷ましなどにお湯を注ぎ、冷ます。人数分より多めに湯飲みを用意し、適温になるように何度か混ぜる(1人分20〜30ml)。急須にザクロの葉を入れる(1人分3~5g)。(1人あたり3~5g)50~60℃に冷ましたお湯を急須に移します。2分ほど静かに待ち、ティーカップに注ぎます。湯呑みがいくつかある場合は、湯呑みの周りにお湯を注ぎます。
お茶を入れるにはよく湯冷めを待たなければいけない。当然、違うお茶の入れ方も、お茶だけでなく、コーヒーなどにも、入れる時の温度一つで味は変わる。よく違う飲み物を頂く場所、あるいは家庭では、出水温度を設置可能なウォーターサーバーなどもおすすめの一品です。是非お試しにしてください。一緒に美味しいお茶を楽しみましょう!