まず、ペダルに足をかけたまま電源を入れるのは危険です。発進するときは、両足を地面につけて、電源を入れる。これは、ペダルに足をかけたまま電源を入れると、モーターがペダルを感知して駆動し、自転車がジャンプしてしまうことがあるからです。また、急にペダルを踏むと、予想以上にスピードが出やすく、昇圧力により停止に時間がかかることも事故につながる要因のひとつです。
また、アシスト自転車にまたがらずに片足で蹴って発進するのは大変危険です。自転車に乗り、ペダルを踏み始める前にふらつきやすいだけでなく、加速が不安定になり、転倒につながることもあります。
また、上り坂での「立ち漕ぎ」も危険です。立ち上がるとき、片方のペダルに荷重がかかり、バランスを崩しやすくなります。電動アシスト自転車は、速度が上がるとアシストする力が弱くなるので、上り坂では座ってゆっくりペダルを踏むことが大切です。
ご使用の前に、取扱説明書をよくお読みになり、注意事項・禁止事項をご理解ください。また、安全な場所で練習することや、電動アシスト自転車の特徴を理解することも大切です。また、自転車メーカーが主催する講習会やイベントなどを利用して、正しい乗り方を体験しておくのもよいでしょう。
