体重を維持するために、まず思いつくのは「黙っていること」であることが多い。 しかし、必ずしも多く食べると太るのでしょうか? そうとは限らない!? 人の体重は、摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスで決まりますが、体重を維持する上でより重要なのは、実は活動量なのです。
|油の摂取ではなく、運動が足りなければダイエットは厳しい!
運動不足になりつつある現代社会では、食事量のコントロールだけでは体重を維持できないことが多く、口をつぐんで十分な運動をしてこそ、体重維持の努力が実るのです。運動は必ずキープしなければいけないことで、例えばジムに行ったり、普段ランニングしたり、あるいは自宅でフィットネスバイクを漕いたりするのもいい選択です。
悪い食べ物はない、悪い食事だけだ
おいしいものを楽しみながら、健康的な体重を維持するという考え方は、私たちが持つべきものだと思います。 正しい見方は、「悪い食べ物はない、悪い食生活があるだけだ」ということです。
例えば、脂肪分の多い食品は悪いものだと思っている人が多いようですが、脂肪に良い悪いはなく、食べ方次第なのです。 飽和脂肪酸の摂りすぎは、血中コレステロールを増加させ、人間の健康を損なう恐れがありますが、血液の粘性を正常に保つことや免疫機能、精神発達に関係する油脂もあり、適度に食べると健康に良いとされています。
チョコレートやアイスクリーム、甘い飲み物が好きな人は、レシピに含めてもいいですが、適度に他の食品と組み合わせてください。また、余分なエネルギーを消費するために運動をして、エネルギーバランスを整え、体重を維持することが大切です。
低体重も危険です
特に若い女性の中には、「細ければ細いほどいい」と考え、標準体重の範囲内であるにもかかわらず、必死で痩せようとする人がいます。 成人の肥満度が18.5を下回ると、病気や死亡のリスクが非常に高くなることに気づいていないのです。
痩せるために食事を過剰にコントロールし、栄養不足や微量栄養素の大幅な減少を招く人もいれば、太ると思って主食を食べない人もいますが、これは非常に非科学的なことです。
疫学的分析から得られたデータは、痩せすぎの人は普通の体重の人に比べて冠動脈疾患や高血圧などのリスクが高く、死亡率もかなり高いことを証明しています。